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2015年1月

平成27年 年頭のご挨拶

2015年1月 5日

新年あけましておめでとうございます。皆様方には、お健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

はじめに昨年8月、広島市北部で発生しました局地的な豪雨に伴う土砂災害により、亡くなられた方々に、心より哀悼の意を捧げますとともに、被災されました多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。本県と致しましても、被災された皆様の一日も早い生活の再建に向けて、引き続き全力で取り組んで参ります。この度の災害は極めて甚大で長期間にわたっての支援が必要となって参ります。皆様方には引き続きましての御支援、御協力を賜ります様お願い申し上げます。

この場をお借りし、本県の近況報告等をさせて頂き、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

 

Ⅰ 8月豪雨災害への対応

○ 昨年819日から20日の豪雨は、広島市安佐南区及び安佐北区において、2時間程度の間に200ミリを超える降水量を記録した。

○ この集中豪雨は多数の土石流等、大規模土砂災害が発生し、死者74名をはじめ、被害家屋が4,500棟以上にのぼる等甚大な被害をもたらした。

○ 被災地の一日も早い復旧・復興に向けて、被災された方々の生活再建を、積極的に支援するとともに、災害復旧事業等に国・県・市が連携して迅速に取り組む。

○ 加えて"災害死ゼロ"を目標に掲げ、県民をはじめ、事業者、防災関係団体、行政が相互に連携し、一体となって、県民総ぐるみ運動を展開する。

○ 県民の安全・安心を確保し、災害に強い広島県の実現を目指す。

 

Ⅱ 県内経済の動向

【県内景気動向】(※日銀広島支店金融経済月報 2014.10.1

○ 県内景気は消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動がみられているものの、基調的には緩やかに回復している。

○ 一層の円安による原材料高や、人手不足による経営への影響、さらには海外景気の減速による、輸出・生産の落ち込みが懸念される上、今回の災害の影響についても見極めることが必要であり、今後も県内企業の動向等を注視していく。

 

Ⅲ 施策動向

≪観光分野≫

 【観光客の誘致】

○ 平成25年は「おしい!広島県」キャンペーンの展開やJRグループや県内各市町と一体となって、デスティネーションキャンペーンを実施した。

○ この結果、平成25年の総観光客数は、6,109万人と2年連続で過去最高を更新。関東からの観光客数も、平成23年比136万人増と、大幅に増加した。

○ 引き続き新たな観光プロモーションの展開等、広島の旅の魅力をしっかりと発信していく。

 

【「瀬戸内 海の道構想」の推進】

(瀬戸内しまのわ2014)

○ 目標としていた来場者増加数80万人を上回る、126万人のご来場をいただいた。

○ フィナーレとして、「瀬戸内しまなみ海道」を舞台に、日本最大級の国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」を開催し、7,300人の参加者があった。

○ 今後も訪れる全ての方々が、しまなみ海道の多島美と、地元のおもてなしを通じて大きな感動を持ち帰っていただける様、各種施策に全力で取り組む。

 

(大型客船の誘致)

○ 積極的なセールス活動が実を結び、アジアへ配船される客船では過去最大となる「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」が本年8月に寄港するのを皮切りに、本年度計3隻が、広島港五日市岸壁に寄港する。

○ 今後は8万トンを超える大型客船の寄港が定着・増加する様、広島らしいおもてなしの実施と更なる誘致活動に、地域の力を結集して取り組む。

 

≪経済・交流分野≫

(四川省友好提携30周年記念訪問)

○ 昨年四川省を訪問し、交流行事に参加。「中国西部国際博覧会」に出展した。今後も県内産品の輸出促進や中国企業との業務提携等による経済交流の拡大を目指す。

○ 「広島県留学フェア」において、広島県の留学環境を紹介し、県内大学・専門学校をPRした。今後も本県と四川省の経済交流や、青少年交流の一層の促進図って参りたい。

 

(フランスでの広島フェアの実施)

○ 広島県産日本酒のブランド価値向上等、広島の魅力を広くアピールするため、食・芸術・文化などの情報発信の中心であるフランスにおいて、広島市や関係市町、経済団体と連携し「広島フェア」を開催し、酒造メーカーや食品・工芸関係などの県内企業28社が当フェアに出展した。今後フランスでの販路開拓を目指していく。

 

(航空便の就航・増便)

○ 昨年81日に、中国地方ではじめての格安航空会社となる春秋航空日本が、成田線に就航した。

○ 本年1月からは、チャイナエアラインが運航する台北線で週2便増便することとなり、既存分と合わせて週9便が実現する。

○ この度の就航や増便では航空利便性の向上に加えて、新たな利用者層の開拓も期待しており、是非多くの方々にご利用いただきたい。

 

≪農林水産分野≫

(広島トップカキ)

○ 徹底した品質管理により生産された高品質なカキについて、新たに首都圏の高級飲食店などでPRや販売を開始。今後も「広島カキ」のブランド化を図っていく。

 

≪首都圏からの定住促進≫

(コンシェルジュの設置)

○ 首都圏からの定住を促進するため、都内にある「ふるさと回帰支援センター」に、昨年10月からコンシェルジュを設置した。

○ 専任の職員が定住希望者への相談や、市町とのマッチングなどを行い、本県への移住を促進する。

 

Ⅳ その他

【カープ】

○ 昨シーズンは開幕後、一時首位を独走。後半戦は一喜一憂もあり、大変惜しい面もあったが、最終的には2年連続のAクラス(3位)入り。

○ 野村前監督は若手を育て、希望が持てる、次に繋がるカープを作り上げたと思う。緒方新監督の采配に大きく期待したい。

○ 黒田投手の復帰情報が年末に飛び込んで来た。前田投手との二枚看板で今年こその優勝を大きく期待したい。

 

【サンフレッチェ】

○ 現在,131110敗の勝ち点50で、8位。

 

 

【その他】

○ 女子ホッケーで、地元広島の最終節で、コカ・コーラウエストが、逆転でリーグ優勝を果たした(10/12)。

○ 広島初の男子プロバスケットボールチーム、広島ドラゴンフライズが、NBL(日本プロバスケットボールリーグ)に初参戦し、地元で連勝した。今後広島のスポーツ熱を盛り上げてくれそうだ。

○ 地元のJTサンダーズが、年末の天皇杯・全日本バレーボール選手権大会で見事優勝。今季プレミアリーグでの悲願の優勝を期待したい。

 

 

本年も引き続き災害の復旧・復興にしっかりと取り組んでいく一方、今後の広島県の成長に向けて、これまで進めてきた取組を更に推し進め、成長への好循環に繋げて参りたいと考えております。さらには、少子高齢化、中山間地域への対策等も見据え、住む人や訪れる人にとって魅力ある環境づくりを進めるとともに、広島が元気になれるような地方分権改革に取り組んで参ります。皆様には引き続き、本県の発展に御尽力を賜ります様お願い申し上げます。

皆様方のご健勝ご多幸を祈念し、年頭のご挨拶とさせて頂きます。

 

広島県知事 ゆざき英彦

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